ミニネイチャー 樹木タイプの使用方法 |
ミニネイチャー樹木タイプの使用方法をご紹介致します。
用途は様々ですが、ここでは木・苗木とツタの作り方について掲載致します。
ミニネイチャー「920-13 ブナの枝葉 秋の訪れ」を使い、ブナの木を作ってみましょう。
ミニネイチャーの他に用意するものは、ハサミ、ピンセット、0.5mmの針金、クリアーボンド、パテ、茶系の塗料、筆、そしてここにはありませんが、針金を切るニッパーです。
ハサミやピンセットは家庭用のものです。針金やボンドは100円ショップやホームセンターで手に入ります。塗料やパテは模型用の物を使っていますが、別種でも構いません。また、ニッパーはプラスチック用ではなく金属用のものをご用意下さい。
ミニネイチャーには枝葉はありますが、木の幹まではありません。そこで、まずは幹を作ることにしましょう。
10〜15cm(1/150なら10cm×約16本、1/80なら15cm×約20本、1/35なら20cm×25〜30本)に切った針金を用意します。ここでは12cmを16本用意しました。
切った針金をひとまとめにして下をよじって束ねます。この時、束ねた針金がバラバラにならないよう、セロテープなどで真ん中を固定しておくと良いでしょう。
束ねた針金をねじり合わせて樹木の形を作っていきます。始めは4本ずつまとめて枝分かれを作り、次にそこから2本ずつに分けて枝分かれを作っていきます。ある程度木の形になったら、それぞれの枝を適当に切って長さをバラバラにします。切った枝は、1本ずつ好きなところに絡めて、新たな枝分かれを作ると実感的です。ただし、ミニネイチャーには細かな枝は付いているので、極端に小さな枝まで針金で作る必要はありません。
針金のままではやや実感に欠けると思った場合は、パテを塗って針金同士の隙間を埋めてやりましょう。
最後に塗装を施せば、木の完成です。
一見難しそうですが、慣れれば1本10分〜15分程度で出来るようになりますよ(塗料の乾燥時間は除きます)。
テレビを見ながら、音楽を聴きながら、ジョギングしながら……根を詰めずにリラックスして作るのがコツです。
ハサミでミニネイチャーを枝の長さに見合うサイズに切ります。
枝に貼った後で剪定するので、少な目よりは大目に切っておいた方が安心です。
このままでは四角くまとまり過ぎているので、切った後、手で軽くほぐしておきましょう。
軽く引っ張ってやるだけで構いません。
ミニネイチャーを付けた終えたら、枝葉を剪定しましょう。
慣れるまではあまり細かく考えず、大雑把にハサミを入れていきましょう。あまり綺麗に切りすぎると「自然」な感じがなくなってしまいます。
とは言え、切りすぎると勿体無いのでほどほどに……。